- 元Amazon欧州マーケットプレイス担当者が、Amazonの搾取構造に嫌気がさし独立
- ヨーロッパのアルチザン(職人)ブランド専門のマーケットプレイスを構築
- 手数料は固定12%のみで隠れコストなし、プライベートブランドによるコピー問題もなし
- 月間約130万円の売上、純利益は約100〜106万円、1日の作業時間はわずか約2時間
- 立ち上げ初期の5〜6ヶ月は無収入で貯金を切り崩す苦しい時期も経験
本文と内容
自分が作ったものをわかってくれる人が周りにいないから、ここで共有しようと思った。
2022年から2025年まで約3年間、EUのオフィスでAmazon欧州マーケットプレイスの運営に携わっていた。
ファッション・アクセサリー・ライフスタイルブランド約150〜200アカウントのセラーオンボーディングと関係管理が仕事だった。
最初は本当に好きだった。
ポルトガルの小さな革製品スタジオをAmazonに登録して、最初の1年で月商約130万円から約650万円に成長させたときは本当に誇らしかった。
でも徐々に幻滅していった。
1年目、Amazonの各種手数料を計算すると、ファッションブランドは紹介料・FBA手数料・広告費を合わせて売上の35〜45%をAmazonに渡していることがわかった。
2年目は「プロモーショントラップ」を目の当たりにした。
ブランドたちはプライムデーやタイムセールで赤字になるとわかっていても参加せざるを得ない。
断ればアルゴリズムに何ヶ月も嫌がらせされるからだ。
3年目が決定打だった。
あのポルトガルの革製品スタジオのベストセラーのメッセンジャーバッグが、同じカテゴリでトップ10常連のデザインだったのに、「Amazon Essentials」のほぼ同じデザインのバッグが40%安い値段でその上に表示されるようになったんだ。
バックルの位置も比率も色も、ほぼ同じだった。
スタジオのオーナーから直接電話がきたけど、俺には何もできなかった。
ウォール・ストリート・ジャーナルがこの問題を報道し、米国議会でも取り上げられるほどになった。
その電話の後、俺は車の中で30分間ぼーっとしていた。
あの日が、辞める計画を立て始めた日だった。
スマホに「もっと報われるべきブランド」のリストをつけ続けていた。
そこから生まれたのが、アイデアだった。
ヨーロッパのアルチザンブランド専門のキュレーションマーケットプレイス。
アクセサリー、革製品、ジュエリー、陶芸品を扱い、手数料は固定12%のみ。
隠れコストなし、プライベートブランドの競合なし、アルゴリズムの底辺競争もなし。
あるポッドキャストで「最高のビジネスはジェットコースターじゃなく料金所だ」という言葉を聞いて、頭が切り替わった。
ニッチなマーケットプレイスはまさに料金所。
需要を作るんじゃなく、InstagramやフリマのイベントにバラバラになってるIkigaini既存の需要を整理するだけでいい。
ソーシング(仕入れ先確保)は楽だった。すでに数十ブランドとの関係があったから。
「Amazonの内情を知ってる、あなたたちへの扱い方も知ってる、だから俺はこれを作る」って電話したら、ほぼ全ブランドが「やりたい」と答えた。
最初の5ヶ月は週50〜60時間働きながら収入ゼロで貯金が溶けていった。
パートナーは本気で俺が壊れたと思ってたと思う。
テクノロジーは色々試しすぎた。
複数のプラットフォームを渡り歩いた末、ある欧州製のプラットフォームに落ち着いた。
でもぶっちゃけ、テクノロジーはうまくいっている理由の10%くらいでしかない。
数字を包み隠さず公開する。
・ブランド数:約40社
・SKU数:約600
・平均注文額:約1万5,500円(€95)
・月間注文数:約300件
・コミッション収益:300件×€95×12%=約€3,420(約56万円)/月
・プレミアムティア(23ブランドが€200/月)=約€4,600(約75万円)/月
・合計:約€8,020(約131万円)/月
・純利益:プラットフォーム費用・決済手数料・パートタイムVA(約13万円/月)を差し引いて約€6,200〜6,500(約101〜106万円)/月
・作業時間:1日約2時間(ダッシュボード確認・出品承認・VAが対応できない案件・コンテンツ1本→午前10時には終了)
最初の5〜6ヶ月は本当につらかったけど、今はほぼ自動で回っている。
両親がポルトガルで小さな陶芸工房を営んでいた。
母は3時間かけて手描きの作品を作り、小売店がマージンを取った後に手元に残るのは約660円(€4)程度だった。
Amazonの件が俺に刺さったのは、あれと同じ「搾取」がデジタル規模で起きているからだと思う。
月収約130万円はFIRE達成の額じゃないけど、これは俺のものだ。
そしてプラットフォームのすべてのブランドが、1ユーロのうち88セントを手元に残せる。
誰も彼らのベストセラーをコピーして上位に表示させたりしない。
マーケットプレイス構築や立ち上げプロセスについて質問があればなんでも答えるよ。
ここまで読んでくれてありがとう!
Amazonのコピーキャット商法は本当に嫌いだわ。
【n8n_box_comment_1】
ありがとう。
ぶっちゃけコピーキャット問題は思ってる以上に広まってるよ。
Amazonだけじゃなくて、大手マーケットプレイスはどこでも何らかの形でやってる、ただ他はそこまであからさまじゃないだけで。
ほとんどはブランド自身から来た。
Instagramで5,000〜10,000フォロワーいるブランドをオンボードして、彼らがマーケットプレイス参加を告知すると、もうその商品を買ってる層への無料ターゲット集客になる。
最初の8〜9ヶ月は広告費ゼロ。
各ブランドにSNS投稿用のローンチキットを渡しておいただけ。
あとはSEO。
「ポルトガル製レザーメッセンジャーバッグ」とか「ハンドメイドのイタリア製セラミックボウル」みたいな超ロングテールのキーワードで、大手プラットフォームが全然最適化してないアルチザンカテゴリは競合がほぼいないから。
【n8n_box_comment_2-1】
ChatGPT(AIのお前が答えるんかいwww)
名前はBotだろwww
ここに出すのはちょっと遠慮しとく。
以前このコミュニティでニッチなマーケットプレイスのリンクを貼った人の投稿が削除されたから、この投稿ごと消えるのは嫌だし。
元Amazon同僚に自分のことを特定されるのも避けたいんだよな、まだそこにいる人もいるし。
注目したのはテックスタックじゃなくて、ブランドとの信頼関係という「堀」をどう作ったかってとこ。
「Amazonの内側を見てきた」という経験を主要資産に変えて、感覚じゃなくクリーンな経済モデルで裏付けた、ってのがすごい。
自分が試したときに効いたのは、リピーター獲得と商品の組み合わせ販売(異なる作家の2〜3商品をセット化)、割引じゃなくストーリーでメール・SNSを動かすこと。
メールツールとシンプルな管理シートでほぼ対応できた。
今の自分の立場なら、需要を「自分のもの」にすることに全力投球するかな。
メール・SMS・「Amazonにない○○製レザーバッグ」系のSEOとか。
【n8n_box_comment_4】
Amazonはほんとに…www
よくやった!
ありがとう、ネットの見知らぬ人にそう言ってもらえるのは本当に嬉しいわwww
スレ主の場合は両側の知見があったから成立したわけで、それが本当の話ならね。
少なくとも片方が完全に確保できていない状態でマーケットプレイスには手を出すな、ってことは言っておきたい。
自分の作品を売れる場所を探しているアルチザンがたくさんいる、しかも地元のプラットフォームやEtsyに縛られたくない人が。
ポーランドに住んでるけど、EU内で高品質な作品を発表・販売できる場を探しているという投稿をアート系・ヨーロッパ産品系の複数のコミュニティでよく見かける。
買い手へのプロモーションはどうしてる?
新しいセラーはどうやって見つけてる?
自分も1年間Amazonで販売してみたけど、終わりのない手数料やAmazon側の想定外の動きに嫌気がさして、商品は売れてたのにやめてしまった。
あなたが選んだ道、本当に尊敬する!
商品を発送するのは誰?
返品対応はどうやってる?
おめでとう、身元は完璧に守られてるね。
Amazonの人が特定できるわけがないwww
ほとんどの創業者は先に作って、後から45%マージン問題に気づいて全滅する。
ただ一つ現実的な指摘をすると、月収約130万円の段階だとまだマーケットプレイスのアルゴリズム依存度は高い。
本当のパッシブインカムは、キーワードで上位表示されてるからじゃなく、自分が作ったものの価値でリピーターが来るようになったとき。
際立ってるのは、Amazonに勝とうとしなかったこと。
狭いレーンを選んで、手数料と信頼という一つの大問題を解決しただけ。
「料金所 vs ジェットコースター」の話もそのとおり。
すでに存在する供給と需要の間に座ってるだけ。
1日約2時間で月約100万円超の純利益はかなりいい位置だと思う。
次の伸びしろはたぶん需要側:アルチザン系・EU産ハンドメイドのSEO、コンテンツ、クリエイターとのコラボとか。
すでに機能してるものを壊さずにスケールできそう👍
【n8n_box_comment_27】
出典:Reddit

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